・memu
住職の部屋目次
・インド巡拝の旅 目次
はじめに
第一章 祇園精舎
第一章 舎衛城
第一章 ルンビニ
第一章 ホーリー祭
第一章 クシナガラ
第一章 荼 毘 塚
第一章 ナーランダ大学跡
第一章 王舎城と霊鷲山
第一章 ブダガヤ
第一章 日本の女子大生との話
第一章 サールナート
第一章 鹿 野 苑
第二章 ベナレス
第二章 ガンジス河の荼毘
第二章トイレ(2)チップ
第二章 アグラ(1)


 


インド巡拝の旅
第一章
鹿 野 苑

鹿 野 苑

 鹿野苑は、大きな遺跡公園といったおもむきで、アショカ王柱やダメ ーク大塔、ムーランガンダクティ寺院、主殿、僧院跡などがある。
 獅子像を乗せていた柱は現在地に残り、刻んだ文字には次のようなこ とが書かれている。
 「教団にそむいたものは追放され、還俗せしめる」
 そして、僧院跡などを見て、その大きさに驚いた。

ダ メ ー ク 大 塔

 ダメーク大塔では、そのまわりをチベットやブータンの仏教徒が数珠 を持ってまわり、正面で五体投地の礼拝を繰り返している姿を見た。
 塔は現在修復されている。側面には、唐草模様や幾何学模様が美しく、 規則正しく表現されていた。塔は、高さ43・6m、底辺36・6mあ り、グプタ時代の紋様がほどこされ、鹿野苑のシンボルになっていた。

ムーランガンダクティ寺院

 ムーランガンダクティ寺院では、堂内いっぱいに、野生司(のうす) 香雪画伯の筆による仏伝図が描かれている。
 正面の仏像に参拝して、般若心経を唱える。
 このお寺は、1931年にスリランカの僧侶によって建てられた。現 在もスリランカの僧侶が、お寺を守っている。

   鹿野苑は、お釈迦様がブダガヤで悟りを得られてから、かつて一緒に 修行した出家に初めて法を説き、5人の出家がお釈迦様に深い理解を示 して初めて弟子になったところ。ここが、お釈迦様の教えを広く世に伝 える第一歩になった地。

 バスにゆられホテルに戻り、夕食までの間、土産物や荷物の整理に追 われていた。夕食後も、各自同じようなことを行っていた。
 特に、土産物を買う時は、値切る時の駆け引きが面白くて、楽しいひ ととき」を過ごした。
 女性の方は、ハッスルして土産物を上手に値切って買っていた。
 今日で、インド仏跡巡拝(6大聖地巡拝)も終わり、明日からの観光 にそなえ、ベットに入った。



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