| 王 舎 城 と 霊 鷲 山                2月13日
 早朝起床。バスにて、霊鷲山に向かう。
 霊鷲山入口に到着し、バスから降りてすぐ、数珠売りの少年に捕まり、
ラジギールを出るまで、ずっとそばを離れないで、盛んに数珠を買うよ
うにすすめられた。しかたなく、値段の交渉をして、数珠5本を80ル
ピー(720円)で買い求めた。
 
 霊 鷲 山
 
 霊鷲山入口の登山口からは、石段を踏みしめ2〜30分位かかり、山
頂にたどり着いた。
 山頂には、お釈迦様が常駐した香堂の跡があり、線香・ロウソク・花
が供えられていた。
 そして、山頂から御来光を拝めば、なんともすがすがしい気分で、イ
ンドに来てほんとうに良かったと思った。
 霊鷲山は、山頂付近のするどい岩が鷲に似ていることから、霊鷲山の
名が付けられたそうで、お釈迦様が法華経を説かれた霊場として有名。
 岩のそばには洞窟があり、十大弟子のアーナンダとハーカーシャパの
2人が住んでいた場所と伝えられている。
 
 ホテルに戻って朝食を取り、バスにて予定していた竹林精舎、王舎城
跡などの参拝に向かう。
 
 竹 林 精 舎
 
 竹林精舎は、名前のように回りを竹の林が囲み、中央は池になってい
る。いまは公園のようによく整備されている。
 マガタ国のビンビサーラ王がお釈迦様に帰依し、お釈迦様のために瞑
想や説法用に竹林に囲まれた土地を寄進したところで、仏教史上最初の
精舎といわれている。
 
 温 泉 精 舎
 
 また、すぐ近くにはインドには珍しく温泉が湧き出ており、インドの人
々が入浴している光景を見られる。
 
 
 
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